猟師作家の狩暮らし
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DIY

美味しいご飯を食べよう!レンガでDIY。愛農かまどの作り方。

愛農かまど

この記事は、ホームセンターで売っている赤レンガを使ってDIYした愛農かまどの作り方を書いています。

愛農かまどとは

全国的に普及した竃の形で、一つの焚き口で2つのコンロで調理ができます。一つの焚き口なのでより少ない薪で効率よく調理可能で、オーブン機能も備える万能なかまどです。

島根県の石見銀山生活研究所代表の「登美」さんから愛農かまどのことを教えていただき作ることにしました。

材料

・レンガ

今回は格安でどこのホームセンターでも手に入る赤レンガを使います。年間300日くらいの頻度で使いましたが耐久性にはこれと言って不満はありません。

・モルタル

レンガを積み上げる時や、外装を覆うときに使用。

・粘土質な土

排気熱を逃すための空気の流れを作るのに使います。

平綱

ロストル部分に使用します。

工程

運搬

もしかしたらこれが一番きつい作業かもしれません。設置場所が駐車場から10mくらい上になるので、せっせと運びます。

その数180個!!

愛農かまどせっせとレンガを運ぶ

配置

全てを運び終わったので作り始めていきます。写真と図面を出しながら説明していきますね!

1段

愛農かまど一段目の配置
愛農かまどざっと並べてモルタルを捏ねます

モルタルを早く作りすぎると使う時には硬くなるので配置を決めてから都度作ると良いと思います。

愛農かまどモルタルで固定していく

2段

愛農かまど2段目の配置

3段

愛農かまど三段目の配置
愛農かまど左前から
愛農かまど右奥から

ロストル部分は鉄の平板を使いました。

レンガを切ったり掘ったりするのはディスクサンダーを使います。無段階変速タイプだと扱いやすいです。

 それとレンガ用の替え刃。めんどくさがって用途が違う刃を使うと後で痛い目を見るかも・・・

愛農かまど右側はモルタルで埋める

4段

愛農かまど4段目の配置

 

5段

愛農かまど5段目の配置

オーブン部分にはドラム缶を叩いて緩やかなRにしたものを使用

Rがきついと上の段に干渉してきます。

 

6段

愛農かまど6段目の配置

このR部分は本来型枠に当てながら削っていくのですが、その型枠がないため感で削ります。

 

7段

愛農かまど7段目の配置

粘土で排気するための道を作ります。

上にレンガを乗せるので木枠を作ります。

8段

愛農かまど8段目の配置

段ごとにレベルも出して水平に

9段

愛農かまど9段目の配置
愛農かまど積み上げ完了

仕上げ

外装は余ったモルタルで塗っていきます。

墨汁を加え、濃いグレーっぽい仕上がりにすることにしました。

愛農かまど乾くと色ムラが・・・
愛農かまどこんな仕上がり

 

石屋の娘からのプレゼント

オーブンで使う石板を色々と探していましたが、なんとはまぐり堂スッタフの史枝ちゃん(石屋の娘)がジャストサイズの石板(御影石)をプレゼントしてくれましたw

完成式

愛農かまど火入の儀

完成したのでみんなで竈を囲み初めての火入を行いました。

愛農かまどみんな興味津々

火も消えることなくお米が炊けました。

まとめ

カフェで出すごはんとしてほぼ毎日使いましたが、赤レンガでも耐久性は全く問題なく感じます。耐火レンガで作るとなると資金も何倍もかかりますので、おすすめです。

火の流れ的にはもう少し改善の余地があります。羽釜の型枠がなく、フリーハンドで削ったりして丸みを出していったのでちょっと排気の流れが悪いように感じました。

それでもやはり、直火で炊いた羽釜のご飯はとても美味しいので、ぜひ作ってみてください。