【DIY小屋づくり】古民家の梁を再利用してかまどの小屋を建てた全工程|震災古材×杉皮屋根の限界集落DIY記録
古民家の梁を再利用してDIYで小屋を建てた全記録|震災古材を未来へつなぐ
東日本大震災で被害を受け、解体予定だった蛤浜で一番古い古民家。その家から譲り受けた築100数十年の梁を再利用し、限界集落で小屋をDIYで建てた全工程を記録しました。
梁の刻み加工から、躯体組み、片流れ屋根、山の杉皮を使った伝統的な屋根仕上げまで、約22枚の現場写真とともに、古材リユースDIYのリアルを綴ります。
この記事でわかること
- 古民家解体材(梁)の譲り受け方と選び方
- 梁にチェーンソー&ノミで刻みを入れる加工手順
- 長い梁を3階分の高所まで人力で運搬する方法
- 柱と梁の躯体組み(カスガイ固定・木槌はめ込み)
- 片流れ屋根の下地調整(水平器・水糸の使い方)
- 杉皮を屋根材にする伝統技法(冬至〜夏至の伐採時期がカギ)
この記事は、古民家の梁を再利用して作った小屋の記事です。以前、小屋の土間をDIYした記事もありますので合わせてお読みください。
梁を加工
蛤浜で一番古い古民家
小屋組に使うのは蛤浜で一番古い古民家の解体材。築100数十年の立派な古民家の梁です。
東日本大震災で被害を受けつつ低平地で唯一生き残った家だったのですが、災害区域になった上、住民の方も引っ越すという事で解体されることになりました。せっかく先人たちが残してくれた物をただの廃棄物にするにはもったいないと思い、家主に交渉して少し譲っていただきました。
梁加工ワークショップ


ってことで、週末にみんな集まり梁を刻み、小屋組を作っていくことにしました。
そもそも精度は求めてないですし金具で補強する前提なのでワークショップ形式で楽しむのを優先。




使った道具
チェーンソーがあるとだいぶ作業がはかどります。コンパクトな充電式のトップハンドルだと庭木の剪定とかにも利用できるので便利です
エンジン式のチェーンソーはパワーもあり、山の手入れをすることも可能です。
運搬
目指すは10m上

刻みを入れ、仮組みしたらいよいよ現場に搬入です。設置する場所は階段の上にある「はまぐり堂」
階段で3階分ほど上にあります。男性陣数人でえっさほいさと運びます。



躯体工事



屋根
下地
今回、片流れの屋根にするために、梁を刻んで下地を組んでいきます。



刻みおわったら下地を固定していきます。

下地を渡し終わったら野地板を張ります。
杉皮瓦
杉の皮は分解されづらく、昔から瓦としても使われています。
ちょうど、山の管理がてら杉の木を伐採していたので皮を剥いで使いました。
水分を吸っている冬至〜夏至にかけて伐採した木の方が樹皮がすぐ剥げます。




上部まで貼り進めて小屋の完成です!
次回は小屋の中に愛農かまどを設置します。また読んでくださいね!
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