古民家の梁を再利用。DIYで小屋造り。
bricoleurdall
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この記事は、古民家の梁を再利用して作った小屋の記事です。以前、小屋の土間をDIYした記事もありますので合わせてお読みください。
「土・石灰・にがり」その土地の素材で土間をDIY 〜三和土の作り方〜田舎の古い家とかに入るとボコボコでガチガチの地面(土間)がありますよね?アレです。
三和土とは
みなさん「三和土」って読めますか?
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梁を加工
蛤浜で一番古い古民家
小屋組に使うのは蛤浜で一番古い古民家の解体材。築1数十年の立派な古民家の梁です。
東日本大震災で被害を受けつつ低平地で唯一生き残った家だったのですが、災害区域になった上、住民も引っ越すという事で解体されることになりました。せっかく先人たちが残してくれた物をただの廃棄物にするにはもったいないと思い、家主に交渉して少し譲っていただきました。
梁加工ワークショップ
ってことで、週末にみんな集まり梁を刻み、小屋組を作っていくことにしました。
そもそも精度は求めてないですし金具で補強する前提なのでワークショップ形式で楽しむのを優先。
使った道具
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運搬
目指すは10m上
刻みを入れ、仮組みしたらいよいよ現場に搬入です。設置する場所は階段の上にある「はまぐり堂」
階段で3階分ほど上にあります。男性陣数人でえっさほいさと運びます。
躯体工事
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屋根
下地
今回、片流れの屋根にするために、梁を刻んで下地を組んでいきます。
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刻みおわったら下地を固定していきます。
下地を渡し終わったら野地板を張ります。
杉皮瓦
杉の皮は分解されづらく、昔から瓦としても使われています。
ちょうど、山の管理がてら杉の木を伐採していたので皮を剥いで使いました。
水分を吸っている冬至〜夏至にかけて伐採した木の方が樹皮がすぐ剥げます。
上部まで貼り進めて小屋の完成です!
次回は小屋の中に愛農かまどを設置します。また読んでくださいね!
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